2020年9月13日日曜日

将棋の振り返り(嬉野流 vs 向かい飛車△3二金型)

  将棋の振り返りをしていきたいと思います。今回は対嬉野流です。嬉野流は奇襲戦法の一種という認識でしたが、アマチュア間ではすっかり市民権を得ましたね。プロ棋士の採用はほとんどありませんが、最近牧野光則五段が王将戦予選、対西川六段戦で使っています。
 私は嬉野流に対しては△3二金型(今回は先手なので▲7八金)の向かい飛車で対抗するようにしています。△3二金型の向かい飛車にしておけば少なくとも作戦負けをすることはないというイメージです。では振り返りをしていきましょう。
 ほとんど定跡通りの進行から▲6五歩と突いて銀を退却させたあと(図1)、手が広く迷いました。本譜は「位を取ったら位の確保」で▲6六銀を選択しました(図2)。ほかにも▲5七角や▲4六歩、銀冠を目指す▲2六歩などが候補にありました。どの手を選択しても一局だったようです。

図2から飛車を5筋に振り直し揺さぶりをかけていきました。後手が△5二飛車としてきたのを見て元気よく▲8五桂と跳ね出しました(図3)。銀当たりになっているうえに一歩得をして先手十分です。ただし、そのあとの△7五歩を手拍子で同歩と取ってしまったのが失敗でした。8筋に追いやった銀をさばかせてしまい、こちらの桂馬が遊んでしまっています。また後手が同角としたとき次に△4八銀があるのが痛かったです(図4)。△7五歩に対して▲6七金と金を進出させておいて▲7九飛としておけば先手が優勢だったようです(参考図1)。

 図4からずるずると後手ペースになっていきました。図5ではすでに後手勝勢です。手番を握っていて駒得しています。こちらとしては7八の金が遊んでいるのも痛いですね。図5では△8四角から△4八銀を狙う手や△5八歩△5七歩と叩いておいて△1七角成!で飛車を抜く手などよりどりみどりな局面です。
 図5から後手からの厳しい攻めが続きましたが、勝負手として放った▲6四歩が実って徐々に追い上げることができました。図6の場面ではほぼ互角に戻ったなという認識でした。手が見えなかったため▲5四歩(図6)から▲5三歩と垂らしましたが、これは攻めが遅かったです。図6では▲5四歩ではなく▲7三歩がよかったようです。△7一歩と受けてくれれば後手歩切れとなりますし、△7五飛車には▲6八金から底歩で受けておけば、▲7二歩成を楽しみにすることができます。▲5三歩に対して逆襲を喰らい、参考図2では角と龍に睨まれて先手玉は風前の灯火といって感じです。ここで▲6九歩が将棋ソフト推奨の参考となる一手です。龍の効きをそらすことで攻めを遅らせることができます。歩をもっと上手に使えるようになりたいです。
 図6から粘っているうちに相手の王様にもあやがついてきて図7の場面では後手玉に詰みが生じています。3二の地点で精算してから11手詰めです(参考図8)。精算して詰みそうな気がしたのでよく考えたのですが詰み筋を発見できませんでした。あきらめて図7から▲2八玉と早逃げしたのですが、二度とチャンスは来ずに負けてしましました。

 参考図8では▲2四桂△同玉としてから▲4一角とすればあとは比較的簡単な並べ詰みでした。歩頭に桂馬を捨てる手が見えませんでした・・・。自分の終盤力のなさを実感した対局となりました。詰め将棋や必死問題をしっかり解いて終盤力の強化に努めます。

2020年9月12日土曜日

双ヶ丘から仁和寺を眺める

 先日仁和寺に行ってきました。仁和寺は去年の秋に将棋の竜王戦が行われてからずっと行きたいと思っていた場所でした。御殿に入ると竜王戦で使われた将棋盤や対局者の揮毫した扇子などの展示がありました。一将棋ファンとしてとても嬉しくなりました。残念ながらポスターが反射して上手に撮れていませんが・・・。

 御殿から眺める庭園は強烈な日差しを浴びて緑、青、白のコントラストが見事でした。仁和寺と言えば春の御室桜が有名ですが、夏に訪問するのもいいと思います。近代的な建物は見えず、市内の喧噪も聞こえないため平安時代にタイムスリップしたかのような気持ちになることができました。また仁和寺を訪問された際は是非霊宝館にも訪れていただきたいです。虫眼鏡がないと読めないほど細かい文字で紙面にびっしりと書き込まれたお経や豊富なイラストが描かれている百科事典(?)のような書物など、仏像やお経に詳しくない私でも視覚的にとても楽しむことができました。
 仁和寺の訪問後、まだ少し時間があったので双ヶ丘(ならびがおか)に行ってみることにしました。双ヶ丘は徒然草の作者である兼好法師が晩年を過ごした地とされています。双ヶ丘の東側には兼好法師の家があったことを示す石碑がたっています。双ヶ丘には一の丘から三の丘まであります。一の丘からは仁和寺と太秦方面の景色を眺めることができます。二の丘は京都タワー方面の景色が素晴らしいです。一の丘と二の丘の間にある「とおみのひろば」からは比叡山や大文字山まで見ることができるそうですが、この日はもやがかかっていて見ることができませんでした。毎日犬の散歩がてら一の丘に登っているおじさんによると、新型コロナウイルスが流行する前はよく外国人旅行者の方がいらっしゃっていたようです。そして、景色を眺めながらいつまでもゆっくりと会話しながら楽しんでいたそうです。

「それが旅行ってもんだよな」

 おじさんの言葉が心に刺さりました。もし私が外国からきた旅行者だったらついつい金閣寺や清水寺など有名な観光スポットをできる限り多く巡ることばかり考えてしまいそうです。しかし、観光スポットとしては見向きもされないようなこの場所で会話を楽しみながらゆったりと過ごす。なんて素敵な時間の使い方だろうと思いました。まもなく京都を離れる私はさながら旅行者のような存在です。京都で過ごす残りわずかな日々を存分に楽しもうと思いました。
 双ヶ丘、京都通の方でも足を運んだことがある人はなかなかいないのではないでしょうか。是非是非行ってみてください。

2020年9月11日金曜日

将棋の振り返り(角交換四間飛車△3三角型 vs エルモ囲い)

 古森先生の「角交換四間飛車の新常識 最強△3三角型」を読んでから、△3三角型の角交換四間飛車が私のエース戦法となりました。今回は△3三角型の角交換四間飛車に対して居飛車が角を交換せずエルモ囲いに組んだ将棋の振り返りをします。△3三角型の角交換四間飛車(図1)に対して先手が▲4六歩からエルモ囲い+4八金2八飛車の形を作ってきました。私は飛車を2筋に振り直し、△3二金型向かい飛車にしました(図2)。図2の局面から△4二角、△3三桂馬、△2一飛車とできれば向かい飛車の理想型だと思いますが△4二角に対して▲4五歩とされる変化が怖かったためあきらめました(将棋ソフトによる検討だと▲4五歩△同歩▲8八角成△同金で互角のようです。しかし金がそっぽに行くので人間的にはやりにくいですよね。角を持っても先手陣には角を打つ隙がないのもつらいです)。

 本譜は図2から△2四歩と仕掛けていきましたが、これは無理筋だったようです。▲同歩△同角▲4五歩に△3三角(図3)から飛車交換をして▲4四歩にじっと△5二銀と引きました。この局面は4筋に拠点を作られたものの手順に王様を固めることができ、△2八飛車からの攻めもあるため互角かなと思っていました。しかし実際は▲2三歩で先手優勢だったようです(参考図1)。▲2三歩に対して△3一角は▲4三歩成から▲1一角成があります。△同金には▲4二飛車が厳しいです。

実戦では▲3五歩から戦線拡大を目指してきましたが、これがやや甘かったようです。私は△2八飛車から反撃を開始します。▲3八銀に対して△3五歩と取り込みました(図4)。△3五歩に代えて△4七歩も有力です。実戦では△4七歩を打つべきかとても考えました。最終的に▲4九金とされると攻めが続かず、次に▲2七歩のふた歩から▲3九金が見えたためやめました。△3五歩▲4五桂馬に対して△3六歩と歩をのばしましたが、これは▲3五飛車が生じるため疑問だったようです(参考図2)。
 先手は▲3四歩から桂馬のさばきを狙いにきました。相手の攻めが怖かったため△4二歩と受けました。4筋に歩を打てなくなるのは痛いですが辛抱することを決断しました。▲3三歩成から桂馬を交換したあと、再度の桂馬打ち(図5)からの▲3四歩に対して△4一桂馬(図6)で相手の攻めが切れて少し良くなったかなと思いました。先手の歩切れがとても大きいです。
 図6から先手は歩損覚悟で▲3三歩成から精算し再度の桂馬打ちから▲3五飛車と暴れてきました。この▲3五飛車が見えておらず少し焦りましたが、△3一金(図7)とひいて桂馬が成られるのを甘受したあと△1三角(図8)と飛車取りにあてながら角を逃げることで切り返し手番を握ることに成功しました。このあとは△4六桂馬からカウンターを決めて勝つことができました。
 仕掛けが無理筋だったことは反省点ですが、うまく相手の攻撃を受けてカウンターをすることができたと思います。相手の方とは過去3戦全敗だったので勝つことができて嬉しかったです。自分の成長を実感できた一局でした。

2020年9月10日木曜日

将棋ウォーズ(相振り飛車:三間飛車+矢倉 vs 向かい飛車+金無双)

 将棋ウォーズの振り返りをしていきます。先手三間飛車 vs 後手向かい飛車の相振り飛車となりました。私が後手番です。先手は矢倉(片矢倉)、私は金無双を選択しました。


 先手に本矢倉に組み替えられると囲いの差が出てくると思い、金無双を完成させる前に△4五歩から積極的に仕掛けて一歩を手持ちにしました。その後またしばらく駒組みが続き、相手も飛車先の歩を切ってきました。飛車先の歩を交換したあと、2段目か4段目に引くと思ったら一つだけ引かれました。この一歩だけ引く手はいつも読みから抜けてしまいます。次に▲4五歩とされると駒損が確定してしまうため、後手が忙しくなりました。



 私は△1五歩と仕掛けていきました。本譜は先手同歩としましたが、手抜いて▲4五歩も考えられたと思います。その場合は△2六歩から角銀交換に持ち込もうと思っていました(参考図1)。角銀交換のあと飛車を引いた局面では、後手は駒損で攻めも続きそうにないので先手よしだと思っていました。しかし将棋ソフトによる検討だと後手が少し良いようです。1筋からの端攻めが残っているので後手の攻めはつながるということでしょうか。正直わかりません。有識者の方、ご教授ください。
 △1五歩から2筋の歩も突き捨てたあと、△2五歩と「合わせの歩」をうちました。先手同歩なら同飛車から飛車をさばく狙いです参考図2。この局面は銀取りの先手になっていて、△6九飛車などの厳しい攻めもあるため優勢だと思っていました。仮に▲2八銀と引かれたあと攻めがもたついても、角の効きによって歩で2五の桂馬を取りにいけないことも大きなポイントです。
 実戦では先手は同歩ではなく▲4五歩と角にはたらきかけてきました。ここで△2六角から角銀交換を行いました。駒損ですが、2筋に大きな拠点ができました。先手は△2七歩成は許せないので、▲2八歩と受けてきました。この局面、2筋の拠点が大きく駒損ながら後手よしと感じていました。しかしぐずぐずしていると駒損が響いて流れは先手にいってしまいます。なんとか攻めを継続しなければなりませんが、その手段がわかりませんでした。最初に△2七銀と叩きこむ手を考えました。しかし、▲4九玉と逃げられると飛車先が重く、攻めが遅い気がしてやめました(将棋ソフトの検討によると、これでもよかったようです。先手からの早い攻めがないため、重く遅い攻めでもOKということでしょうか。)。

 本譜は△2五飛車と浮き、△4五銀から飛車と銀のさばきを狙いましたが、これは悪手でした。▲6五歩がぴったりで、さばきを防ぎつつ3三の桂馬取りになっていてこれで困ってしまいました。本譜はここから形勢が先手に傾いていきました。
 ▲2八歩と受けられた場面では△1八歩がありました参考図3。これが1筋の歩の突き捨てをいかした好手で、同香に対してそこで△2七銀とすれば▲4九玉のときに△1八銀成があります。△1八歩に対して▲6五歩が気になりますが、△1九歩成▲3三角成にじっと△1二飛車としておけば後手優勢のようです。後手には△2九とや△3一香などの楽しみがあります。攻めを継続する歩の叩き、とても勉強になりました。今後は使えるようにしたいです。


2020年8月12日水曜日

経済と人間の関係について

 最近読んだジョージ・ソロスの本が面白かったので紹介したいと思います.10年ほど前に発表された「ソロスは警告する」という本です.

ジョージ・ソロス,「ソロスは警告する 超バブル崩壊=悪夢のシナリオ」,講談社,2008年

 ソロスの主張は,「市場のさまざまな変数(価格など)は均衡値に向かって収斂する傾向がある」という現在主流の経済学(新古典派経済学)の考え方は偽りであるということです.これは現在主流の経済学では人間は常に合理的な判断をする(ホモ・エコノミクス)と仮定されていますが,実際は必ずしもそうではないからです.ソロスは,人間はホモ・エコノミクスであるという仮定では排除されている,人間の未来への期待やに基づく現実との誤差(バイアス)や現実の理解不足を考慮すべきと主張します.ソロスが投資家としてこれほどの成功を収めたのは,難解な金融工学を駆使したからではありません.彼が「人間理解の名人」だったからです.金融市場の動きを見て,他の投資家がどう動くかを把握する達人です.そして,現実と一般の投資家の現実理解との誤差が大きくなったところで自らの信念に従って投資を行い,市場を出し抜き巨万の富を得ました.
   さて,市場価格などは均衡値に向かって収束するという考え方に対して,経済学者の立場から批判している方がいます.私の一番好きな作家である城山三郎さんの恩師である,山田雄三教授です.

城山三郎,「花失せては面白からず 山田教授の生き方・考え方」,角川文庫,1999年
 山田教授は作中で経済的自由主義を批判するとともに,自由と個人利害とを結びつけて現実に調和する自由を主張しています.人間はホモ・エコノミクスとして完全に合理的に行動するわけではない.人間の様々な価値観や意見を考慮すべきである,と. 
 ジョージ・ソロス,山田雄三教授はともに現実をありのままに直視することの重要性を説いています.そのためには深い人間理解が必要でしょう.山田教授が私家版として「謡曲に見る人間研究」という本を出されていることはその証左でしょう.また,近年では行動経済学や実験経済学といった人間はホモ・エコノミクスではないとする経済学も徐々に発展しているようです.これらの新しい経済学を勉強してみたいと思います.そして,人間についてもっと深く理解できたらいいなと思います.

2020年8月11日火曜日

日本最大の自動車メーカーの未来はどうなる?

 本屋さんで見かけて興味を持ち購入しました.梶山三郎著「トヨトミの逆襲」です.愛知県のあの企業がモチーフなのかなと予想を立てながら本棚から手に取りました.そして,裏表紙のトヨトミ自動車の概要を見て予想は確信に変わりました.また作者の名前「梶山三郎」にも興味をそそられました.きっと城山三郎さんリスペクトなんだろうな,と.もっともこれは半分不正解で,どうやら名字の梶山は梶山季之さんから取ったようです.
 愛知県出身で城山三郎さんファンの私は,絶対に読まねばなるまい.そう思って購入しました.なお,この本は前作「トヨトミの野望」の続編に当たるようです.私は前作を読まずに本作を読みましたが十分に楽しめました.
 前作のテーマは自動車業界の厳しい状況と創業一族の功罪についてだったようです.本作でも自動車業界の厳しい状況がテーマなのは同じでしょう.むしろCASEやMaaSといった新しい概念が提唱され,他の業界との境界線がどんどん曖昧となった現在,状況はより厳しくなっているような気がします.
 本作は,そんな厳しい状況に置かれたトヨトミ自動車における,「組織」がもうひとつのテーマに思えます.日本一の営業利益を上げるトヨトミ自動車.業績も更に伸ばしており企業経営が上手にいっているように見えますが,中枢部では醜い権力闘争が起きていました.企業にしろ,戦国時代の大名にしろ,組織が大きくなると硬直化や内部の諍いが起こるのは古今東西同じようです.自動車業界の激しい変化に対応し生き残っていくために,主人公の社長・豊臣統一が奮闘する姿が描かれています.統一が大変なのは自社だけでなく,サプライヤーも含めた企業群全体のマネジメントをしなければならないことです.
 小説の終盤,統一が製品発表会において発して言葉が印象に残っています.

メーカーとサプライヤーは元請けと下請けではなく,真剣勝負をする関係です.私はそんな関係を築きたいのです.

 先日読んだ本の主人公・大原孫三郎は社員を労働者としてではなく仲間として扱い,協力して事業を拡大しようとしました.統一の言葉は,その企業と企業のバージョンのように聞こえます.これからは自律分散の時代と言われます.「100年に一度の大変革時代」を乗り切るためには,トヨトミ帝国として集中するのではなく,協力関係を保ちつつ各々が独立して活動する企業群になる必要があるでしょう.ただし言うは易く行うは難し,です.そのような関係となるには,帝国のトップの適切な舵取りが不可欠でしょう.今後モチーフとなった企業が,サプライヤーとの関係についてどんな方針・方策をとるのか大いに興味があります.
 本作の最後は,2022年のトヨトミ自動車の姿を描いて終わります.果たしてモチーフとなった企業は2年後どんな姿になっているのでしょうか.

梶山三郎,トヨトミの逆襲:小説・巨大自動車企業 ,小学館,2019年

2020年8月10日月曜日

「海と毒薬」から日本人と空気の関係を考える

遠藤周作:「海と毒薬」 

 この小説は太平洋戦争末期の日本陸軍と九州大学が起こした,捕虜を生体解剖するという悲惨な事件をモチーフにしたものです.この事件は,戦争中という異常な状態が引き起こしたのだと言えるのかもしれません.
 しかし,作者はこの事件が起きた理由を,日本人の罰は恐れるけれども罪は恐れないという習性に求めています.「赤信号,みんなで渡れば怖くない」という言葉があるように,日本人は個人の意思よりも全体の「空気」を優先することがあります.個人の罪の意識よりも、他人の眼や社会からの罰を恐れます.本作品での生体解剖を行う医師たちも組織の「空気」に拘束されてしまったといえるでしょう.この日本人の仲間内で醸成される「空気」について考察した本に山本七平さんの『「空気」の研究』があります.
 主人公の勝呂は上司に捕虜の生体解剖実験への協力を求められ,周りの「空気」と自分の良心の間で揺れ動き葛藤します.自分がもし勝呂の立場だったとしたら「空気」に流されずに自分の意思を貫くことができるだろうかと考えされます.

おすすめです.  
『「空気」の研究』とあわせていかがでしょうか.

山本七平,「空気の研究」,文春文庫,1983年 

 

丹沢山を登る

 先日神奈川県にある丹沢山に登りました.丹沢山地は東京からのアクセスがよいのが魅力的ですね.今回はオーソドックスに大倉から塔ノ岳を経由するルートを選びました.大倉までは 小田急電鉄小田原線の 渋沢駅からバスで15分程度です.小田急電鉄に乗っていると動きやすい服装で大きめのリュック...